今回の八ヶ岳はメンバーが7名と比較的多かったため、2組に分かれての行動となった。22日夜東京発の後発隊は赤岳鉱泉に着いた日は硫黄岳への軽めの縦走。2日目の24日は、先発隊とメンバーを入れ替え、赤岳主稜へ。天気も良く登攀は順調。3人パーティであったが、12時前には赤岳頂上に出られ、小同心を登攀したパーティとここで合流することができた。
メンバー:3名(23日、硫黄岳)、3名(24日、赤岳主稜)
#東京~赤岳鉱泉
後発組の3名は、22日22時に高尾駅出発。満天の星空の中ナイトハイキング。赤岳鉱泉23日午前4時着。1人じゃ怖いけど、3人で歩く静かな夜の山は楽しい。ヘッドランプの光に雪と氷がキラキラ光っていて、とても神秘的だった。
#赤岳鉱泉から硫黄岳へ
7時起床。2時間半しか寝ていないので、のんびり硫黄岳から赤岳の縦走へ向かう。9時鉱泉出発。
11時硫黄岳山頂着。しかし風が強くてガスで何も見えない。なのでテントに帰り焼肉をすることに決定!根性なくてすいません。往路を戻る。
お決まりのように下山開始1時間後にお日様が顔を出し晴れてくる。でもいいさ、のんびり焼肉をしようじゃないか。テントでの贅沢な時間の一時、夜行の疲れから寝てしまった。そうしていると16時ごろ小同心組がテントに戻ってきた。
#赤岳主稜登攀へ
6:00行者小屋到着。辺りは真っ暗。
文三郎尾根の途中で、後ろを振り返ると絶景の北アルプスがあり、真っ白であったその稜線は、あっという間に朝焼けのピンク色に染まっていった。
文三郎尾根の登山道を離れ、急なガレ場の斜面をトラバースして取り付きへ。寒かったけど、無風で非常に穏やかな日。
#主稜取り付き
1ピッチ目、顕著なチョックストーンのあるチムニー。
全体的にホールドは大きく、今回は雪があまりかぶっていなかったので、手でつかんでぐいぐいと登れた。
#赤岳山頂手前
11:40頃。赤岳山頂の手前で皆と出会う。
以後は、「八ヶ岳・小同心クラック×2回」へ。