1週間後の谷川岳南稜の練習のため、奥武蔵の日和田山で岩登りの練習。当初の予定では、秩父の二子山で行うはずだったけれど、そこに行ってみると、ここ数日の雨の影響で、岩が湿っており誰も登る気が起きず。そのため、日和田での岩登りに計画変更。日和田に着いたのは、ポツポツ人が帰り始める15時少し前であり、それから2時間ほど2人組みに別れ、何度か登り降りを繰り返した。朝から汗ばむほどの天気に恵まれ、岩登りには快適であったけれど、なんだか移動時間の長さに草臥れた1日でもあった。
メンバー:8人
#二子山へ
土曜の夜12時、高坂PAに集合し、そこから二子山近くの空き地へ。そこでテントを張って、酒を飲みつつ遠くの空が明るくなりかけたころ就寝。
翌朝、7時ごろから起き出して、各自適当に朝食を取る。
外は雲のほとんどない晴天。今日の岩登りは楽しくなりそうだ。
#出発
二子山の中央稜を目指して出発。二子山の登山道を歩き、股峠を越えて進む。
祠エリアに到着。岩からは霧雨のように水が滴り落ちてきていた。ここを通り過ぎたあたりから、道がよく分からなくなり、ローソク岩の遥か向こうまで行くことになってしまった。どうも道を間違っているらしいということで、注意深く戻ると、ローソク岩と思われる岩にぶつかり、そこからすぐのところにある中央稜に到達。木立の生い茂るところにちょっとしたスペースの取り付きがあり、防火用の赤いドラム缶が目印。
取り付きの岩を触ってみると、かなり湿っており、みんな登る気なし。。。結局、ここでは快適に登れないということで、日和田に行くことに計画変更。帰りはすぐに車道に出られたので、行きは随分と遠回りをしてしまったようだ。
#日和田山へ
車を高麗駅前に停めて、そこから歩いて岩場へ。ハングル語が良く目についたので、家に帰ってから調べてみると、唐に滅ぼされた高句麗から亡命者が住み着いた場所とあった。
小さな公民館(公会堂?)の脇から小道を進む。泥で滑り易い。
#男岩
男岩の南面の左ルート(5.6)、右ルート(5.6)、クラック(5.5)などの簡単なルートで、マルチピッチを登るための練習。途中で、ピッチを切るほどのルートではないけれど、練習のために途中でトップとセカンドを交代する。
最後の乗越しは少し立っているので、そこは少し踏ん張って乗り越える。
帰りは懸垂。
岩が影に隠れる17時過ぎまで楽しんだ後、みんなで駅の駐車場まで戻り解散。