剱岳・源次郎尾根 (5月1~4日)



GW合宿は劔岳へ。

メンバー:9名(八ツ峰3名、源次郎尾根4名、早月尾根2名)

#〈1日目〉

新宿から信濃大町まで夜行にゆられ、眠い状態のままタクシーにのり扇沢に。

朝早くなのにトローリバスの切符を買う行列がこんなにも・・・




ここまで上がってくると予想以上に寒さが身にしみます。

黒部ダムで下車し、降り場の通路で身支度。




7:24出発!



黒部ダムを降りて、内蔵助谷出会いまで1時間ちょっと。ここでちょっと休憩します。




T氏は調子が悪いと咳をするのが目立ちます。(大丈夫かな・・・?)

丸山東壁を左に見つつ内蔵助平を突き進みます。この辺りは平坦な部分が大きく開けていて天気も良いので気持ちーです。休憩時にちょこっと仮眠。






最後のハシゴ谷乗越の登りではばててしまった。

真砂沢まで降りず稜線の平らなところを探しテン場としました。テントの中では皆寛いでいます。





#〈2日目〉

八峰隊に遅れて、5:00頃出発!





今日も晴天で、前方に八峰、剣沢がきれいに見えます。

約2時間ほどで源次郎尾根の基部に到着。




右側のルンゼを詰めていく。それほど急登ではないが、休むところがないのでつらい。

1時間半ほど登ると稜線に出て、一休憩。




ここから岩稜が続くのかと思いT氏にそのことを話していたが、先に行くと急な雪稜ばかりで岩などほとんど見えない。(それだけ今年は雪が多いみたいです。)

どんどん雪稜をつめていくと平らな所に。地図を出し確認するとここがⅠ峯だとわかる。(11:40頃)




まだ先かと思っていたので、もうすぐテン場だなと(Ⅱ峯下ったところが今日のテン場)思い大休憩。目の前には八峰が聳え立ち、八峰隊がどこにいるか双眼鏡で探し行動を監視。



休憩ののちⅡ峯に向かうが予想以上にナイフリッジが連続し雪がぐずぐずなので念のためロープを出して行動する。






このⅠ峯~Ⅱ峯間が異様に時間かかり、対岸では八峰隊が5・6のコルでテントを張っているのが見える。




Ⅱ峯の懸垂ポイントは丈夫な鎖があり、そこから懸垂。このころには暗くなってきました。

結局、Ⅱ峯下でテントに入ったのは20時前くらいで結構疲れました。



#〈3日目〉

今日はゆっくりと準備します。(8:30)

この時間帯で早くも下から登ってきたパーティーがⅡ峯の懸垂をしています。




山頂までは1時間程度でつきました。

山頂で源次郎隊の集合写真をパシャリ!




山頂下部で八峰隊と合流すべく待つこと2時間ほどして合流することができました。




下りは疲れていることもあり特に慎重に下りました。

16:00過ぎ会長たちが待つテン場に到着。みんなで記念撮影!




この夜は皆で宴会です。



#〈4日目〉

今日は下りだけ~。のほほんと下る下る・・・

馬場島に到着し富山駅周辺の「満天の湯」にて風呂を浴び東京に戻ってきました。