GWを利用した穂高集中合宿。休みをとれない悲しい若者3匹は会長・事務局長と一緒に5/3~5/5の3連休を利用して、後半から参加です。5/3に涸沢に先発2パーティーを迎えるベースキャンプを設営、5/4は先発パーティーの方も含め7名で北穂高東陵の登攀、登頂時にはピーカンとなり、楽しい合宿となりました。
23:54新宿発のムーンライト信州で松本まで移動。メンバーは会長・事務局長+ピチピチ若者3匹の5名。富山で摘んできた山菜や、ホタルイカを肴に寝酒をちびちび。前回の反省を生かし、お酒もそこそこに(一人日本酒2~3合??)就寝。
4:32松本着。正月合宿の反省を生かし、到着少し前に起きて、絶対忘れ物をしない為に、点検しまくる、酒が残っているような気がするが、気のせいでしょう。電車の中は世の中の節電モードでは考えられないくらいガンガンに暖房が利いており、喉がカラカラ。タクシーで上高地まで移動。
6時頃、上高地着。タクシー会社用の部屋(?)、で着替え準備をさせてもらう。
7時頃出発。若者3匹は会長・事務局長に先発して、涸沢に向かう。元気イッパイです。
明神館通過(7:30頃)。横尾までのダラダラ歩きは本当にかったるい。しかも8テンや、大量の食糧・酒を持っているから、重い重い。。。明神岳は何度見てもカッコイイですね。
徳沢で休憩したり、途中でフキノトウを摘んだりしながら、横尾到着(9:30頃)。ここでも休憩。
ここからは重い荷物にヒーヒー言いながら涸沢への登り。屏風岩を眺めながら歩く。
デブリだらけ。ちょっと休憩したら、気付いたらもう12時! そんなに時間かかっていたのかと驚く。北尾根隊と西尾根隊に無線交信すると北尾根隊は、何故か北穂の頂上にいるとか。これから降りるところとのこと。西尾根隊は電波の調子が悪く、よく聞き取れず。
13時頃、涸沢に到着。ちょうど北尾根隊も降りてきたところでした、下山早い!北尾根隊、お疲れ様のポーズ。
ベースキャンプ設営。迷惑がかからないように(?) 、テント場の中でも端に設営。15時半過ぎ、会長・事務局長も到着。17時半過ぎ、西尾根隊も全員合流。無事、3パーティーが涸沢に集合できました、お疲れ様です。
今夜の食事はキムチ鍋。楽しい夜が更けていく。恐らく22~23時には就寝したかな…?
4:00起床。事務局長含め7名で北穂東陵登攀に向け準備開始。北穂隊の2名は仕事等で下山、会長・マルコさんは涸沢でのんびりコース。2日連続での北穂東陵なのに、嫌な顔一つせずについてきて下さったSさんには感謝感謝。6:00頃出発。
北穂からの沢のデブリのヨコをノコノコ登っていく。
「きゃー、涸沢のテントがハートになってるー」。まぁ…。
東陵に取り付くべく、トラバース。トラバース終了点でしばし休憩(7:15頃)。ガスってきました。
取り付きの急登は、岩場を避けて登る事もできたが、敢えて練習の為に岩陵帯をザイルを出して登る。何故かこの時だけ吹雪く、さむーい。
最後は稜線でスタンディングアックスビレー。一気に晴れてきました、あつーい。ここからは稜線を頂上まで詰めていきます。
ナイフリッジの通過。先程まで寒かったからか雪もしまっており歩きやすいが、慎重に。
核心部の前で。赤い人ばっかです。
核心部、ナイフリッジ・きのこ雪の通過。スタンディングアックスビレイでリードが通過した後、スピードを上げる為に、フィックスロープにして、一人ずつ通過する。
通過後に振り返ると、思いっきり雪屁の上にトレースがある事が判明。これはいつか落ちます。ここでザイルはしまう。
ちょっとしたナイフリッジの通過&下降。中々にスリリング。
頂上直下の登り。一部、雪に亀裂が入っており、恐怖。事務局長がトップ、速い速い。
11:40登頂。少しだけビールを買って回しのみ。
岳樺のプリンス二人にかかれば、槍も手中に。いやー、しかし天気もよくて最高の景色、気持ちいい!
頂上で集合写真。事務局長、久しぶりの頂上で興奮フンフン。
慎重に下山開始(12:30頃)。
1~2時間かけて、全員が下山。涸沢ヒュッテでおでん・ビールで乾杯、お疲れ様です! そのままテントで宴会。今夜はカレー鍋。楽しくワイワイ。会長もフィーバー気味。恐らく24時には寝たと思うんですが。。。
6時起床。下山するのが勿体無いくらいの超ドピーカン。あまりに気持ちよいので、外で朝食。
その後のんびり下山。
途中、ちびっ子が我々を引っ張る。ちびっ子会長です。足元にはアイゼンも、将来有望です。
ちびっ子会長は、おかん・おとんのもとに帰りました。
14時頃に上高地着。その後タクシーで温泉経由で松本へ(17時半)
松本の日本海庄屋で打ち上げ。ワイワイ。皆さん、焼けてますねー。
20時松本発のあずさで帰京。電車の中でもワイワイ。お疲れ様でした!