楽しい雪洞山行。初日は大雪でラッセル訓練となりましたが、快適な雪洞で楽しい夜を過ごし、翌日はピーカンの中、気持のよい雪上山行ができました。メンバー:7名
車二台で上里SAに集合後、土樽駅へ。大雪。今夜は積もるねーと言いながら、駅待合室で就寝。
6時半起床。雪は小降りになっている。雪国ですね。
準備。本日の共装は、カセットコンロ、肉、焼きそば、野菜、スコップ、スノーソー。完全に雪洞メニュー。8時前に出発。
土樽駅の脇からすでにラッセルが始まった。
回は気楽なスノーハイキング気分。しかし土樽駅から道路へのショートカット道でいきなり胸ラッセル。山に入る前に、今日の先が思いやられる。雪が多すぎる為、仙ノ倉山→タカマタギ山に変更。
登山口を入ってしばらく平坦な道。
線路沿いの道路を歩き、登山口へ。橋を渡るとすぐに左手に登山口。漢Sさんは、「こうなったらトレースなしで、完全ラッセルで行きたいよな」と男らしい発言。そう言われるとそんな気になる、しかしトレースあり。なんだー、とがっかりしてみる。
しかしトレースを踏むと、ズボッ! よく見るとトレースはスキーで踏み固まっていない。腰ラッセル状態で尾根の取り付きまで歩く。モナカ雪っぽい箇所もあり、ある程度体重をかけないと踏み抜けず、かつ調子に乗って無駄な荷物をタンマリ持ってきた為、荷物も重く難儀する。途中ワカン&スノーシューのパーティーに追い越される、我々パーティー唯一のワカン保有者のS河原さんが、追随する。ワカンの偉大さを身にしみて痛感。
尾根の取り付き着(10時半近く)。夏道なら15分かからなかったのでは、と思う道で2時間半もかかってしまった。尾根の急登は胸ラッセル状態。
13時頃、雪屁の発達した斜面を見つけたので、雪洞を掘ることに決め、土木工事開始。雪が固い部分もあり、また倒木があり、ノコギリで切り裂きながら工事を進める。 3時間程かかり雪洞完成。7人が余裕で入れる、快適な高床式の雪洞が完成、屋根付トイレも。
肉焼名人Sさんが肉を焼く。労働の後の肉は美味い!しかし、寒いからか誰もビールは飲まず。楽しい雪洞パーティー。
持ってきた塩サバも焼く。魚も美味い。12時近くまでワイワイやり、就寝。
8時頃、ゆっくり起床。ピーカン。暖かい、気持のいい天気。
ゆっくり準備。9時半過ぎに出発。
登ると暑くなるほどの快晴。先行パーティーのトレースもあり、歩きやすい。
のんびり休憩しながら登る。
12時過ぎ、小ピーク着。最高の天気、最高の景色。
後続パーティーも合流し、のんびり。13時過ぎ、時間も考えて今回はここで下山することに。記念撮影。
ふかふかの雪を転がるように下山。1時間ちょっとで雪洞着。下山は早い。
残った肉、焼きそば、酒を片付けてしまおうということに。暖かいので外で料理。
15時半頃下山開始、17時半頃、土樽駅到着。SAのレストランで食事をとり、渋滞に巻き込まれながら帰京。