東京から日光へ
赤沼の駐車場で仮眠を取った後、日光湯元の駐車場に移動。ここで荷物を整理して、7時に出発。
湯ノ湖を反時計回りに回って、とりあえず湯滝まで移動する。すでに、かなりの釣り人が湖に出ていた。
釣り人を眺めながら、湖の脇を歩く。
快適な遊歩道を進む。
湯滝。結構大きい。
湯滝から30分ほど歩くと、小田代橋。林間学校で来ているのか、小学生も多かった。
湯滝からずっと木道を歩き、小田代ヶ原、弓張峠を通って、10時半に外山沢川に到着。休憩しながらのハイキングだったため、湯元をでてから、すでに3時間半が経過していた。
ここで沢装備を身につける。
10時50分出発。
今日は、外山沢と緑沢の出合あたりに泊まる予定だったため、出合までのゴーロもかなりゆっくりと。
ゴーロ歩きを楽しみながら進む。
伏流になっているところも多く、出合の場所に迷う。庵沢と緑沢の出合も、緑沢と外山沢の出合も、本当にここでいいのかと悩んだ。
結局、緑沢と外山沢の出合についたのは13時。入渓してから、4時間ほど。速い人だと、だいたいここまで1時間。
明るく開けた緑沢と外山沢の出合にテントを張り乾杯。天気もよく、テント場も広く快適。
沢の脇に薪を集め、早速焚き火の準備。乾燥した薪は少なかったが、なんとか火は起こせた。
昼飯は、素麺。一人三把。
酒を飲みながら、ちくわやソーセージを焼いたりする。
火を囲んで、夜21時くらいまで、ごろごろしていた。夕食は、シーチキン入りシチュー。これも美味しい。
2日目、出発。
鹿の鳴き声を聞きながらの朝食は、昨日食べきれなかった残りのシチューなどなど。
朝食後、テントを片づけ、6時半出発。
緑沢と外山沢の出合から、緑沢に入ると、すぐに沢はゴルジュ状になる。
ゴルジュ状の沢を進むと、正面に25mのナメ滝が見えてくる。
直登は難しそうなので、右岸のルンゼを通り高巻く。
5mのナメ滝を通過すると、すぐに20mのナメ滝。こちらは、若干滑りやすいが、ホールドも多いので、そのまま直登。
気持ちのいい滝。
20mの次に出てきた2段40mの滝は、滝の右側を巻くように登る。こちらも見事な滝。
登り切った所で休憩。太陽が燦々としていて、いい休憩所であった。
ナメ滝を越えると、あとは小滝の連続。
3mの滝。ここも強引に登って通過。
2段15mの滝。
源頭に入ると、水は少なくなる。あちこちにクマ、鹿のフンが散乱していた。
最後のダラダラとした斜面を登って行くと、10時半、登山道に到着。ここで装備を外し、荷物をデポして、前白根山まで行って見ることに。
15分ほどで、前白根山に到着。天気もよくハイキング日和。眼下に五色沼も見えた。
荷物を回収して、11時50分下山開始。ガレた登山道で歩きにくい道だった。
駐車場に到着したのは、13時半。下山開始から1時間半ほど。ちょうど、天気が崩れ、雨がふりだした。
雨の当たらない場所で着替え、帰京。