奈良子川 ニカイ谷(2024年5月19日) メンバーED、FJ、KI、HS 今シーズン初の沢登り。最初ということもあり、お手軽な沢を選択したつもりが、最後の詰めの上りがガレ場がなかなか大変で、また、下山ルートも入山者が少ないせいか、わかりにくく、少々時間がかかってしまった。気温は、そこそこ高かったため、水に入ってもそれほど冷たさを感じることはなく、静かでコンパクトに纏まった沢を十分に楽しむことができた。 朝6時に大手町に集合し現地へ。二階谷橋近辺に、車を止められるスペースはあまりない(1台ずつ2台程度か)。二階谷橋最寄りのスペースに1台停車してあったので、その奥に停車。準備をして、8時20分スタート。 二階橋脇からの降り口がよくわからず。道路から少し入ったところから懸垂で沢に降りる。 若干、空は曇り気味。でも、新緑の緑が谷間に映えていた。水に入っても寒くはない(胸まで入る気はないが)。 最初、いくつかの釜が続く。水平線突破は避け、壁際をへつって突破。 最初、洞窟でもあるのかと思ったが、単に岩がえぐれてるだけでした。 腰までつかって、トラロープまで移動。そこからはホールドもあり難しくはない。 続く釜も左側から直登。 2連の滝は、上段が難しそうだったので、高巻いた(滝のすぐ右側)。落ち葉が積もっていて滑りやすいが、大高巻きではないので楽(トラロープあり)。 3連の滝の中断のCSは、水流をまたいで突っ張って登る。滑る場合は、引き上げる。ここの沢は、全般的に滑りやすい気がする。 沢の後半に入ると、ガレ場が目に付く。このあたりは、木をまたいだり、くぐったり。 どこから、尾根に上がったいいのかよくわからなかったため、最後の方の沢は左に左に進む。最後は、ガレガレの沢を詰める。浮き石多く、落ち葉もふかふかでかなり登りづらい。沢をまっすぐ詰めていくと鉄塔直下に出る。 送電線直下に到着したのは、12時ちょっと前。出発してから3時間40分くらい。 送電線の下は巡視路が整備されているので、歩きやすかった。ところどころで植林されていた。途中で、送電線の下から外れ、シロイハタという集落?に向かうが、人があまり入っていないせいか、踏み跡不明瞭。 集落背後の杉林もどこを下っていいのかよくわからなかったが、地面がフカフカで雪山を下っているような感じだった。集落に到着したのは、13時半くらい。出発してから5時間くらい。渋滞に巻き込まれながら帰京。