新人山行ということで、今回は八ヶ岳の阿弥陀岳北稜。日曜日は天気があまり良くない予報であったが、行ってみればそれ程悪くもなく、新人の3人の初アルパインとしてしては充実した山行となった。
メンバー:6名
11/26(金) 夜行
11/27(土) 0:30双葉SAに集合し、美濃戸付近のいつもの駐車場でテントを張り軽く宴会。
3:00頃に就寝。
6:30に起床し寒い中に朝飯を食べ一路、美濃戸へ向かう。
美濃戸口からの林道は、まったく雪がなく安心して通過。
9:15準備が整い美濃戸を出発。
それにしても、天気が良く気持ちがいい!
お昼前に、行者小屋手前のいつもの?幕営地へ到着。テントを設営し昼飯を食べた後、北西稜を少し登ったところで新人3人はザイルワークなどの基本練習をおこない、4:00にテントへ戻り宴会。
11/28(日)
4:00に起床し朝食を取るが、気温はそれ程低くはなかったが、稜線付近の風が強そうで心配。
6:00に出発しだんだん明るくなる中、行者小屋に到着。
上の方はガスがかかっていてあまり良いコンディションではない。行者小屋からは文三郎方向へ行き、途中から北稜へ向かう。
途中からは、トレースがなくなるがジャンクションピーク到着!と言いたいが、どこがジャンクションピークだったか良く分からず・・・そんなこんなで取りあえず、第一岩峰へ到着。
少し休憩していると二人組みが登ってきた。
二人組みに「先に言って下さい」と言ったものの、じっとしていると寒くてたまらん。仕方なく取り付き点を少し先のペツルのボルトが2本ある所から登攀開始。
6名と人数が多いので、25m登ったところで切り、もう1本のザイルで2ピッチ目は第二岩峰基部までとし2ピッチを流れ作業で皆登る。
新人の3人は、初のアルパインというのに落ち着いて登っていて頼もしい!3ピッチ目はナイフリッジを越えた雪稜最上部の雪を掻き分けてダケカンバの太い枝でビレー。
ナイフリッジの距離は短いが、両側がスッパリ切れているので緊張する。しかし、ガスのおかげで視界が悪かったお陰で高度感はイマイチ。
11:15に阿弥陀岳山頂に到着!みんなやったね!
ガスのお陰で展望が無いし寒いのでそそくさと中だけ沢を降りテントへ。12:30にテントへ到着し軽い休憩の後、テントを撤収して会長達が待つ赤岳山荘へ下山開始。
14:40赤岳山荘に到着。会長達と合流し温かいうどんと蕎麦でお疲れさん会。
その後、中央道の渋滞に巻き込まれ帰京。