笛吹川東沢本流下部(ホラの貝ゴルジュ)(2025年8月2日)

メンバー:FJ、HS、GT(会外)

2023年8月、2025年7月に続き、3度目の笛吹川東沢のホラの貝のゴルジュ。前回は、あまりに水量が多く、下部でも苦戦したが、今回は平常時の水量に戻ったせいか、3度目にして、ホラの貝ゴルジュをなんとか突破。

今回は、東京を朝6時に出発。駐車場で準備を済ませ、8時半過ぎに出発。鶏冠山出合いに着いたのは9時半くらい。7月に来たときよりも明らかに水量が少なく、水もそれほど冷たいわけではなかった。鶏冠山出合いから遡行を開始。今回は高巻きをすることはなく、すべて水平線突破。ホラの貝ゴルジュをなんとか抜け、ゴーロが出てきたところで遡行終了。帰りは、そのまま、沢の中を下ってきた。駐車場に到着できたのは15時半くらい。往復7時間の充実した遡行。

東沢本流下部から、ホラの貝ゴルジュにかけて、少々難しいと思われるところは、鶏冠山出合いから少し行ったところにある深い釜の滝(水に飛び込んで取り付き、クラック伝いに登る)と、ゴルジュ入口の最初の左岸(細かいホールドを頼りに頑張る!)だと思う。この2つはフリーでも抜けられる。ひとまず、ずっと課題と思ってたルートをクリアできて良かった。

鶏冠山出合い。ここから入渓。遡行開始。9時半スタート。
今回は、それほど水が冷たいというわけではない。
鶏冠山出合いから遡行すると、最初に出会う滝。水に飛び込んでから、取り付き。あとはクラックに沿って登る。
淵。前回は流れが強くて突破できず、高巻きしたが、今回は普通に泳いで行けた。
楽しい天然のプール。
水しぶきを受けながら、水平線を突破。
11時10分、ゴルジュ入口に到着。ゴルジュ内は少々寒そう。でも、前回ほどの水量はなく、気が楽。
ゴルジュに入ったところ。この先が核心部分(写真左奥)。
細かいホールドを頼りに突破。
流木の手前に、残置のハーケンが一つ(上の写真でいうと、流木の奥側にハーケン一つ、シュリンゲがかかっていた)。その先に、5個くらいのハーケンが打たれている。人工登攀で行くなら、これらのハーケンを使って、アブミトラバース。
核心を越えると、深い天然のプールが続く。
水量が多く、また、足場がないので、左岸をアブミトラバース。
U字溝。足を広げて行けば、難なく行ける。
U字溝を抜けたところで終了。13時50分。記念撮影をして、そのまま、登ってきた沢を下る。
帰りは滑り台を滑るように降りていく。苦労して登ってきたが、下りは一瞬。
ゴルジュ入口に到着。14時半。ここからも、沢の中を下っていき、駐車場に到着したのは、15時半。みとみの道の駅によって買い物をし、渋滞に巻き込まれながら、帰京。

<おまけ動画>