尾瀬 タル沢悪沢~井戸沢(2024年6月16日)

メンバーED、KI、HS

今シーズン2回目の日帰り沢登り。少々足を伸ばして、尾瀬の沢へ(タル沢悪沢を遡行し、稜線をまたぎ、井戸沢下降)。夏のような暑さだったので、水の中に入っても縮み上がることもない。今回は、全体的に難しい登攀などはなく、倒木、土砂崩れもない明るく美しい沢だった。木々の緑と空の青さが沢に映えて美しかった。タル沢悪沢は小滝、釜、ゴルジュなどが続き、ヴァリエーションに富んだ遡行を楽しめる。下降に使った井戸沢は、ゴルジュなどはなく、全体的にナメ床、ナメ滝が続く沢。

東京を6時に出発し、3時間ほどで尾瀬の津奈木橋に到着。橋脇に車は4台程度は止められそうなスペースあり。そこで装備を整えた後、井戸沢橋まで歩くが、10分ほどで到着。橋脇から入渓。

明るい沢。最初の方は小滝が続く。
ゴルジュ。水平線突破。そんなに深くなく、足はつく。
悪沢の2段トイ状の滝。突っ張って、突破。
悪沢を右に右に詰めていく。途中から笹のヤブコギ。道ないが、GPSで位置を確認しながら進む。稜線またいでも、笹ヤブは続くが、そのうち、井戸沢に出会える(ヤマレコのルートは我々のルートより左側を通っているものが多かったが、我々の開いたルートのほうがショートカットになっていた)。
最初は、水がなかったが、徐々に水が増えてくる井戸沢。井戸沢は平凡な沢だけど、こちらの沢もきれい。
ナメ滝が続く。滑りやすい。
すだれ状8mの滝。右岸をトラバースすれば行けそうな気もしたが、せっかくロープを持ってきたので、懸垂で降りてみる。
14時15分くらいに車に戻る。朝、こちらを出てから5時間くらい。快適な沢登りだった。