今回、八ヶ岳西面では難しい部類に入る阿弥陀岳北西稜に挑戦。
土曜日雨の降る中、不安を抱え八ヶ岳に向かう。メンバー:3人
一日目
下では雨が降っていたので心配しながら八ヶ岳に向かったのですが、八ヶ岳につく頃にはほとんど雨は降っていない。
昨日は暖かかったせいか大分雪が溶けている。
美濃戸山荘から南沢に登って行くと新しい橋ができている。
いつもの行者小屋の少し下でテントを張る。
今日の晩御飯はパエリア!!
いつもと違う感じで美味しくいただきました。
二日目
4:00起床6:00出発。
気温はそれほど低くはない。
天場からいきなりラッセルが始まる。誰も通っていない道なので腰ぐらいまで沈む。
北西稜の取り付きは遥か向こうに見える。
それほどの急登ではないが足元がとられ若干疲れます。
やっと見晴らしのよい場所まで登って来ました。8:00
大同心や小同心もばっちり見えます。
北西稜全景。9:00
1P:Ⅱ級
ただの歩きです
念のためスタンディングアックスビレイにて確保してもらいます。
1P終了点より
2P: Ⅱ級
後の写真ででてくる小ピークを越す所がランニングがとれずいやらしい。
アイスフックにてランニングをとる。
スノーバーも使用します。
このピークが少しいやらしい。
3P:Ⅱ級
4P:Ⅲ級くらい?
トポでは右から巻くようになっていたが、リッジを直登する。 難しくはないが、リッジが細いのでちょっと怖い。
その細いリッジに難なく立つ方。
足元はこんなになってます。。。
5P:Ⅲ級くらい?
上部岸壁に向け登攀。
6P:Ⅳ級 12:40
ここから2ピッチが確信です。 私たちは左に少し巻いてから直登しました。 あとで調べると、ここから別のルートが2ルートあり、前パーティーは中央の直登ルートを登っていました。
草付き+岩の状態で垂壁なので結構悪く感じる。
垂壁から越す部分。
6P終了点にて。
終了点には3本のハーケンが打ってあります。
7P:Ⅳ級(A1)
7P終了点から6P終了点を撮る。
途中、スラブ壁がありアイゼンが引っかからない為、一か所アブミを出し越す。14:40
アブミ部分。
後は150mくらいコンテで登っていく。
阿弥陀岳頂上にて。15:10
天場に戻り撤収したのが17:30頃。
美濃戸口の駐車場に着いたのは19:30頃でした。
皆さんお疲れ様でした。