今シーズン最後の沢登りは中御所谷の西横川から秋の紅葉真只中の中央アルプス千畳敷を 目指す事に、余裕があれば宝剣岳登頂もと!予定通り行かないのが沢の常ですが天候にも 恵まれ”新人”の沢デビューもあり、初級コースとはありますが急登で変化に富んでなかな か楽しませてくれる所であってノンビリ一泊山行の充実の沢紀行でありました。
メンバー:4名
昨夜は中央道で”重大事故発生”とかで諏訪南で降ろされ(ショック)高遠経由で駒ヶ根へ (4:30)到着!既にバス待ちの列が出来始め、、の3連休は千畳敷に毎日4千人が押寄せたとの事!
ゆっくり目覚めて、10時出発のタクシーを予約し沢支度開始。
タクシーでスイスイとロープウェイ駅のしらび平へ到着(10:15)
広場は整理券をもらっての 乗車待ちの人人人、我々はそこから少し戻って横川出合橋の所で入渓準備。今回のメンバーはとっつあん、よっしー、新人のサオリンとハセべー、約3名が平均年齢を非常に押上げているのだ、、
(10:45)入渓、堰堤を2つ越えると遡行図は二股?と書いてあるが間違い、大岩があってその先が二股です。
次から次へと出て来る小滝、難しい所は無いがサオリンの新人訓練を兼ねてザイルを出したり楽しく滝を越えて行く。
(13:20)30m大滝に到着、見た目傾斜はそれほどでも無いがランニング無しで一気に登り切ってしまおうかとも思ったがチョット嫌らし所があってハーケンを打つ(大滝正面の写真を撮り忘れているー)。写真左下にとっつあんが見えるので高度感が分かる。
小滝やらナメ滝が連続し、そろそろ今宵の宿場探しをしながら滝を越えて行き第一候補発見、更に10mナメ滝上部まで偵察に行くがまだまだナメ滝が続くし時間も4時になったのでザイルをフィックスして適地に戻る。
毎度毎度の幕営場の整地作業、石ごろごろ掻き集め~草木をバサバサ刈り取って~今宵の快適テント場が完成です。
ビールを冷やして、、、宴会モードに切り替え!(17:00)
10月8日(月)晴れ
(5:30)起床、快適テント場跡地。
昨日のフィックスをブルージックで登り返す。
延々とナメ滝が続く、20mナメ、10mナメ、15mナメの連続、何処が何れだか分からないうちに過ぎてしまったがどれも快適に登れてザイルを出したのは確か20mナメ滝、上部に抜ける所が右の水流に行くか真っ直ぐ行くか迷う所(8:50)滝上に出る。
幾つかの小滝を越えてドンドン高度を稼いで行く(疲れまーす)と遠方にやっとフィナーレとなる30m大滝のある三つ俣が見えて来ました。
(9:30)大休止、日差しが暖かい。
ゴルジュの中の30m大滝、しかし期待程でもなく階段状で上部の核心!?の下は大岩で埋まっており、一応ザイルを出して左から小高巻きにて抜ける(10:30)。
2、3の小滝を越えて長谷部新道を目指すが、、高度を稼ぐアルバイトもキツく休みながらやっとの事で遭難碑のある所に到着(11:00)
大休止、ランチタイム
(12:00)長谷部新道より千畳敷を目指す、廃道と言えども沢人が結構入っているようで、道はそれなりにしっかりと踏まれている。紅葉を楽しみながら、1時間もあれば着くだろうと、トラバース開始(コースタイム30分と書いてある!?これはウソ)
やっとやっとで無事に千畳敷に到着(何と14:30!?)、お疲れさまでした。観光客がウジャウジャの所で我々も記念撮影!場違いな所で様にならない約4名でした。
この後、ロープウェイ駅で帰りの切符を買うと整理券を渡され2時間半待ちだって!しょうがないから千畳敷レストランで生ビールと千畳カツ定食(美味かった)で打ち上げ、乾パーイ、3度目の朝帰り?にはなりませんでしたが少々の渋滞で帰ることが出来ました。皆さんお疲れさまでした。
では来年もまた楽しい沢に行きましょう。
駒ヶ根駐車場代;500- タクシー代;3,900- ロープウェイ代(片道);1,180- バス代;800- 生ビール;700- 千畳カツ定食;1,100-