武尊山・川場谷(7月12日)

梅雨が終わって、日が差せばムシムシとする夏真っ盛りのような天気。こういうときには沢に限るということで、今回は武尊山南面にある川場谷を遡行することになった。平滑やウナギの寝床という幅の狭い廊下、獅子の牢という薄暗く蜻蛉の住処のような廊下など奇勝が連なり興味深い沢である。連日の雨の影響で水量は少し多かったが、それらの奇勝、そして、そこからいくつも続くチョックストーンの滝を越えて、核心部手前まで順調に行くことができた。しかしながら、私たちの1時間ほど前を歩いていたパーティーが遺体を発見したということで沢を降りてきていたので、さすがにこれ以上進む気も起きず、ここで撤退決定。桐の木平キャンプ場まで戻るが、折角の土日が勿体無いので、改めて沢登りをしようということで奥秩父に移動した。

メンバー:4名(うち1名はお試し山行)
#桐ノ木平キャンプ場

前日、夜に東京を発ち、夜中の3時くらいに桐ノ木キャンプ場に到着。駐車場にテントを張らしてもらったが、きっちりとテント場代を取られる(2600円)。翌朝、テントから顔を出してみると、青空が見え、沢日和のよう。泊まりということもあり、のんびり準備を行い、8時半出発。

キャンプ場脇に一つある堰堤を越えたところから入渓。日陰ということもあり、沢に足を突っ込むと少し冷たさを感じる。

#魚止めの滝

さすがにここは越えられないので、右側から巻く。道もきっちりと付いており楽。

もう、ここからは少しの冷たさを我慢して、水の中へ。

魚止めの滝を越えた先にある5mの滝。右側が階段状になっていて登れるが、水面下に足を乗せられるところがなく、体を水から引き上げるところは腕力勝負。

このくらいの釜はヘツる。

#平滑

滑り台というほど、つるつるなナメではないが、川幅いっぱいに水が流れていて、なかなか快適なナメ。全身に降りかかる水しぶきが気持ちいい。

#ウナギの寝床

本には、通過できるとあるけど、この水流じゃ一瞬で、吹っ飛ばされるよ。

#獅子ノ牢

蜻蛉が無数に飛んでいる薄暗い廊下。マイナスイオンが溜まっているところ。あまりこういう雰囲気の場所の経験はない。ただ、水深は深くなく、普通に歩いて突破できる。ちなみに、獅子の牢の先にあるという岩屋は発見できず。。。

#チョックストーンの滝の連続

あとは、細かな滝を一つずつ越えていく。天気もどんどん良くなってきて、ざぶざぶ水の中に入れる。

たまには泳いで水線突破。

#撤退
核心部に入ろうかという、ほぼ12時に、私たちの前に入っていた6人ほどのパーティが降りてきた。怪我している人も居るわけでもなさそうなので、何でなのかなと聞いてみると、「ここから30分ほど歩いたところで遺体を発見した」ということ。さすがにそのまま登るわけもいかず降りてきたということであった。私たちも登る気が起きず、下山することに。

14時40分、桐ノ木平キャンプ場到着。日差しが眩しいキャンプ場の駐車場に、濡れた登山道具を広げて乾かす。キャンプ場管理人のおじいさんにお茶などをもらいながら、ゆっくり休む。

このまま帰るのも何なんで、丹波川本流に行くことに。